アイピーモバイルが携帯参入断念・総務省、周波数再割り当てへ

 携帯電話事業への新規参入を準備していた通信ベンチャーのアイピーモバイル(東京・千代田)が進出を断念する。事業開始に必要な資金調達ができず、割り当てを受けていた携帯用周波数を近く総務省に返上する。総務省は今後、この周波数の再割り当てを検討する見通しで、NTTドコモやKDDIなど既存事業者を中心に獲得競争が繰り広げられそうだ。

 返上するのは総務省が2005年11月にアイピーモバイルに割り当てた2ギガ(ギガは10億)ヘルツ帯の周波数。同社は週明けにも決定、総務省もこれを認める方針だ。

[2007年4月8日/日本経済新聞 朝刊]

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予想通りの事業撤退。


失敗の要因としては、事業計画の見通しの甘さ、TD-CDMA方式選択による端末、ネットワークインフラ、等々ECOシステムを構築できなかったこと、それにより資金調達が出来なかったこと、人材不足等々が上げられる。


返還される2GHzは需要に応じて公平に再配分されることを期待したい。。。 (競争に敗れたウィルコムの次世代PHSに行くか、ライブドアか?(ジョーク)、それともWiMAXで負ける会社に分配されるか。。。。)